何も必要としないこと

ビジネスをしていると、いかにそれが「必要なのか」ということを主張しないといけない。私も何だかんだビジネスに関してはここ数年学んできて、ビジネスの基本というのは、「悩みの解決策」なんだとういうことを知っている。その悩みを「どう解決するのか」ということが商品なんだよね。

私はスピリチュアルでもお金持ちになっていいじゃない?むしろ、スピリチュアルなんだからお金を持っているべきくらいのことを思ってきた。確かに。でも、それは無駄に、安心の為にお金を貯めることではなく、自分がどう使っていきたいのか、どうそのお金を生かしていきたいのかということが前提にあっての「お金」である。その感覚は今でも変わらない。

ここ最近強く思うのは、スピリチュアルは商品ではないのだということ。普通のビジネスと同じように、困った人を助ける解決策を売ることはできない。できたとしても、だいぶそれは無理があるということなんだよね。だって、解決策ってみんな違うし、体験の全てが学びなのだからね。

そしてスピリチュアルとは「在り方」の問題。何をする?んじゃなくて、「どう、それと向き合う?」ってことだから。どんな気持ちで朝布団から出る?どう顔を洗う?どうお皿を洗う?どう話す?そういうことだよね。

そりゃ、商売にはならないわ。

解決策を売るのではなく、その人の学びを尊重するのであれば、

ヒーリングも、クリスタルも、クリスタルエッセンスも、何ひとつ、必要ではなくなる。

提案として「わたしはこれが好き」ということを体現して、その「アート」を学んでいただく。そういうことでしかない。お絵描き教室みたいなものだよね。お絵描きって必要かって言われたら、必要じゃない。好きかどうかの問題。

「あなたには絶対この方法が必要です。」「あなたには絶対にこの石が必要です。」「あなたには絶対このヒーリングが必要です。」言ってしまうとすると、それは、そのものに依存させることになる。

依存させる、依存する、それはスピリチュアルである姿勢とはかけ離れたもの。

何もなくても、わたしは幸せ。

という状態を作ることこそがスピリチュアルな生き方。

持ってもいいよ、持ってもいいけど、

持ってなきゃ不幸せなのかと言えば、それは違う。だから、「それが必要」という表現を避ける。

って昨日のインスタライブでもニコラスと話したけどね。

何故、ライオンズゲートやら、宇宙元旦やら、という言葉にこだわる?

バレンタインも、母の日も、父の日も、クリスマスも、私たちはあまり祝うことはない。いつの日も「特別でありたい」よねっていう考えだから。外の環境によって、今日だけその人に感謝を表すって何か嘘くさい。そのきっかけがなければ感謝できないなら、それは違う。内側から湧き出てくる自分の溢れる感謝とか愛情みたいなものが大事だと思う。

何も必要としない生き方は理想だね。そうしたら、外の現象に振り回されないもの。

この地球での経験の全てが学びだから、どんなことを感じても間違いはない。たくさん感じればいい。でも、そこに「解決」を求めない。

スピリチュアルって「芸術」だよね。もちろん、テクニックはあるけど、その人のセンスでしょ、結局のところ。自分のアートを押し付けても仕方ない。自分が自分のセンスで美しいと思うものを表現していって、その人が好きかどうかなんて、強要もできなければ、相手のセンスを変えることもできないものね。

そう思うと、気持ちが楽にならない?スピ起業で集客に苦しんでいる人たちが万といるけど、もう、やめたらいいのに。と思っちゃう。無理がある。苦しいよね。

だから、私は提案するんだな。ただ好きに稼いだらいい。遠慮なく商売して、遠慮なく純粋にスピリチュアルを追求したらいい。

でも結果として、それくらい手放せると逆にスピリチュアルなことをやっていても、それがお金になるんだというところにも辿り着くかも(笑)

手放しという結晶。来たね、また。

クリスタル持ってなきゃ、スピリチュアルになれないとか、そんなことは全くないよ。でも、私はクリスタルが好き。昨日も書いたけど、消失という、手放しという最高の叡知の塊だから。

よかったら、ここのホームページトップから、クリスタルショップ見てみてね。叡知に満ち溢れた子たちを見てね。クリスタルエッセンスがついてくるものもあるよ。

投稿者: mayumicosmiclight

神奈川県生まれ神奈川県育ち。20代でオーストラリアに移住。在豪30年。 感覚の過敏さから精神的な不安定さに悩まされて大人になる。 40代で発達障害であると分かる。 シドニー大学博士課程終了。人文学専攻。(中世の錬金術、シンボリズムなど) 自分自身の生きづらさの真実を知るために様々な療法などを学び続ける。 シュタイナー教員養成コース終了後、オーストラリアのシュタイナー学校勤務。 手仕事の授業を担当するものの、手仕事を通して生きづらさそうな子ども、学習に時間がかかる子どものことばかりが気になり シュタイナー治療教育にあたるエクストラレッスン®を学ぶ。 現在はクリスタルエッセンス製造元であるCosmic Light Therapy® Cosmic Light Pty Ltdディレクター。 シュタイナー学校でのエクストラレッスン®プラクティショナーとCosmic Light社のディレクターという二足の草鞋を履きながら、鉱物療法、芸術療法、サウンドセラピー、など生きづらさや感覚過敏の人たちが、生きやすくなるような講座を主催。半年に1回、日本で子どものアセスメントと個別セッションを行っています。また、Cosmic Light®【Planetary Alchemy®】でアントロポゾフィーに基づく鉱物療法のプラクティショナーをもっと育てたい情熱をもとに全ての家庭の救急箱にクリスタルエッセンスを、と願う日々。 プライベートでは、国際結婚&国際離婚。子ども二人をシュタイナー学校に入れて働いてきたシングルマザーでもあります。人生の引き出しは色々あります。

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