エンパスをやめる

わたしは、シナスタジアという共感覚を持っている人なので、色んな感覚を色や音、味や香りなどをごちゃまぜにして見ている。そこに境界線はない。

子供の頃から異常なほど繊細で、私ほど繊細で臆病な人も人生で出会ったことはない。

当然、自分が感じていることと、他人が感じていることの境界線も何もない。全て自分のことのように受け入れてしまう。

なので、とても疲れやすく、体力もスタミナもなかった。HSPと言えばいいのかもしれないけど、所謂エンパスってやつでもある。

でも、いつしかこの感覚は才能なのであって、生きにくさであってはならないと自分で決めた。

そのうえ、常識の中で「恥ずかしくないように」生きることを教えられている私たちは、出る釘にならないように、周りを感じて常識人を装うようになっていく。

感じる力。

それが推奨されるような風潮もあるのだけど、

スピリチュアル的には他人のことを感じるとは、ある意味失礼というか、プライバシーの領域に入っているということになる。

私もこんな感じだから、つい他人を感じてしまうことがあって、パートナーにはよく

Stop sensing me!(勝手に感知しないでくれー)と言われる。

何も言ってないうちから、私の感覚の触覚のようなものがびよーーーんと伸びているらしい。

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だからこそ、他人を感じるとは失礼な話なのだ。プライバシーの侵害なのだ。

他人の痛みを感じすぎて疲れる人。それは失礼なのだということを覚えておこう。

そして仏教的にも、周りを感じすぎることはある意味罪なのだ。

起きる出来事をただそうであると観察できるようにすることが大事で、

そのあと、だいたい起きた出来事に、勝手にストーリーを付け加えてしまうのが人間のサガだ。だから影響されるのだ。

ただ感じるだけでなく、影響されてしまうから、生きにくいのだ。

そして自分が勝手に作り上げたそのストーリーで自分を傷つけたりする。実際に起こった出来事ではなく、それにまつわるストーリーが自分を傷つける。幻想のストーリーってやつ。

仏教では、

苦悩=痛み+抵抗

と言われる。だいたい、受け入れたくない現実があるから抵抗してストーリーを人は作ってしまう。

それが自分をいちばん苦しめるのだ。皆、どこかでストーリーを展開しているでしょう。

それをぐっと抑える必要が時にはある。

エンパスはストーリーを作りすぎなのだ。イマジネーションが豊かなだけに、無意識に感じることからストーリーを展開していることにまずは気付くこと。

起ったできごとにただ、ピリオドを打つ。

気付いて、その感情に名前をつけて、自分=その感情であるわけでないことを認識しよう。たまたま自分がその感情を感じているのであって、自分とイコール関係ではない。

全て選択なのだということに気付こう。どう感じようと、その人の自由。

でも、相手を勝手に感じることは失礼なのだ。

感情も電磁波なのだと度々言っているけど、他人から感じる「感情」という電磁波をアースしよう。

そして、時には何も感じない。という状態になっていくことも大事。

呼吸にただ意識したり、自分の内側の感覚にだけ集中することを一日に何度かやり続けてみて。

「継続」しないと、何も変わらないけどね。

それで、スイッチオンとオフができるようになる。

私のエンパス気質は実は変わっていない。どころか、身体を通して感じる力は強くなってきている。

とにかく周りを感じることは、意識が外に向いていて、プライバシーの侵害だから、ある意味「罪」だってことを覚えておいてね。

投稿者: mayumicosmiclight

神奈川県生まれ神奈川県育ち。20代でオーストラリアに移住。 極度の感覚処理障害から精神的な不安定さに悩まされて大人になる。 感覚が全て繋がった状態であるシナスタジア(共感覚)を持つため、学校の勉強は理解できなかったが、大学院でアレゴリーやシンボルについて研究。 博士課程前期終了後、大学の研究員として在籍。 その後、シュタイナーの哲学に惹かれ、シュタイナー教育を学び、シュタイナー学校で手仕事やアートを教える。自閉症スペクトラムや感覚過敏の子どもたちと関わる中で様々なことを学び実践。 現在はCosmic Light Pty Ltdディレクター。 ホリスティックアートセラピー、サウンドセラピー、クリスタルセラピーなどを合わせたホリスティックセラピーを用いて生きづらさや感覚過敏の人たちが、12感覚をバランスよく使い360度の空間を使うことで生きやすさを得るための知識を伝える講座や、身体と感覚、ヴェーディック占星術を合わせて用いた講座などを行っている。地球にも身体にも優しいエシカル商品の販売を日本在住のOfficial Shopオーナーたちと提携してプロデュース。書くことを老後に向けて本業としていくことや、循環のある豊かな地球にしていくための提案をこれからも続けたい。

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