今日は、これを聴いてみてください。
5曲目のNocturne. 私のお薦めです。
この子、Ana Roxanneというアジア系アメリカ人のアーティストですが、瞑想状態に入れるというか静かな気持ちにしてくれる雨の夜にでも聴きたいピースです。きっとこの子も繊細ちゃん?な感じがしますね。
さて、「生きづらさ」という言葉が最近よく使われますが、
私はその「生きづらさ」をひとつの理由だけに決めつけるべきではないと思っています。
どんなことも、多角的な見方をすることが大事ですし、「決める」ということは、
ある意味、他の可能性を否定することにもなってしまいますから。
「生きづらさ」とは性格ということで片づけられないものですし、
「アダルトチルドレン」や「HSP」というラベルで終わりにしない方が私は良いと考えています。解決策はあります!
なぜなら、私自身が極度の感覚過敏でありながら、その感覚過敏が自分を苦しめることはなくなり、繊細ではあっても、生活に支障が出るほどではなくなったからです。

そこで、今日は基本に戻って、感覚過敏について触れてみたいと思います。
感覚過敏とは、音や匂い、味や触った感じなどの刺激が過剰に感じられて
不快感を強く伴い、私生活に支障が出る状態のことです。
様々な刺激に過剰に身体が反応してしまうことで、意志の力だけではコントロールが難しいため、生きづらさとして感じられます。
・買い物に出かけられない。
・人付き合いができない。
・人前で話すことができない。
・食べ物の好き嫌いが激しい。
・電車に乗れない。
などの日常生活の困難さを招きます。
感覚過敏の原因としては色々な説がありますが、
感覚の伝達信号のネットワークが何等かの原因で乱れてしまったり、
脳の機能によるものであったり、
環境によって不安やストレスを感じやすく感覚に過敏になることもあります。
ですが、仕事の経験上観察してきたケースをみていると、感覚過敏の多くの人たちが「原始反射」と呼ばれる
本能的に自分を守る誰もが持っている反射が赤ちゃんの時から消失していない(統合されていない)ことが原因で、自分が自分を守る反応が不安やストレスを生みやすい状態になっていることがよくあるのが分かります。
原始反射が統合されていないと、自動的な身体の反応が心の反応となるので、
人間関係や周りの環境に順応しにくいとうことが結果的に起こります。
うるさい環境、食べたくないもの、着たくないもの、触りたくないもの、嗅ぎたくないもの、人付き合い。もちろん避けることで、ストレスを回避できるのであれば、それに越したことはありません。
ですが、目標を持って人生を前向きに進んでいきたいとき、
もしくは生きていくために「お金を稼ぐ」という活動が生じる時に、
避けることができない人間関係や環境というのもあります。
これは「ストレスに対処する」ことで解決できる問題ではありません。
医学的な療法ではなく、あくまでもホリスティックな方法ではありますが、
感覚過敏に対処するという根本的な部分に向き合っていくことが大事だと私は考えます。
ただ生存することにエネルギーを費やすのではなく、
本当に自分が生きたい、創造したいことにエネルギーを注ぐことができる状態をクリエイトしていくためには、
せっかく持っている感覚を通して「この世界は安全である」ということを肉体が知る必要があります。
そうするためには、優しい刺激を感覚で身体に伝え、身体を緩め、マインドには
「恐れ」や「不安」の仕組みを伝えることが有効です。
例えば、身体が感じていることと、身体の外で起こっていることの区別をしていく練習も大事です。
優しい刺激を感覚で身体に伝える方法として、ホリスティックアートセラピーや、音叉等を使ったサウンドセラピー、鉱物を使うクリスタルセラピーなどが有効であると感じています。
それが、私が感覚過敏を乗り越えた方法です。
共感覚(シナスタジア)と呼ばれる全てが繋がったようなおかしな感覚は消えることはありませんが、生きていることが苦しくなるようなことはありません。
共感覚についてはこちら⇒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9
これから、私が感覚過敏、生きづらさをどう乗り越えてきたのか。そして、そのために障害となった経験なども含めてシェアしていきたいと思っています。
ですが、ここでひとつ言いたいのは、
過去の経験こそが自分にとっての先生である。ということ。
そして、自分の生きづらさも、それを助長するような人生経験も、何一つ無駄なものはなかったな、と心から思っています。
また原始反射に関しても詳しく資料としてまとめていきます。
生きづらさについては書籍でも詳しく触れていますので、興味があればご購入ください。
https://amzn.to/3gTywKT 「生きづらさにありがとう」

また、今後の活動として著作を増やしていきたいと考えています。その活動に必要なファンドや、チベタンチルドレンファンドへの寄付をお願いします。もし、ここで発信される記事が有益だと感じられることがありましたら、どうぞよろしくお願い致します。
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