外国人に日本でのクリスマスはどんな感じかと聞かれれば、「バレンタインデーみたいなものです」というのが手っ取り早い。
では、本当のクリスマスは?と日本人に聞いたら、殆どの人が、「イエスキリストの誕生を祝う日」と言う答えになるでしょう?
ですが、まず第一にクリスマスは冬至の話であり、天体の出来事である。というアイディアを投下しておきましょう。このブログや、過去に別のところでしていたブログを読んでくださった方は馴染みのある話しですが、知らない方は改めてこの話を読んでから今日のブログのトピックを読み進めてみてください。リンク↓↓↓
(今日と言う日にヒルデガルドはぴったりです。現在クリスマスイブ)
天体の話から離れて、今日と言う日に(12月24日)「キリスト意識」を思い出してみるといいという話をしたいと思います。
キリストというと、キリスト教と結びつくと思うのですが、宗教とは切り離して読んでください。
皆さんに読んで頂いたように冬至から3日間、太陽は同じ位置にいます。そしてクリスマスの25日に太陽は動き出します。この不動の3日間、人間は静かに自分を見つめる時なのです。
そして、「キリスト意識」を自分に重ねてみる時です。
キリスト意識とはイエスキリストのことではありません。これが天体のイベントであるように、太陽が再び「生まれる」25日の話であり、「太陽」の話です。
エジプトの太陽神ラーの息子ホルスも12月25日に生まれ、
ネパール歴の12月25日にBuddhaが生まれたとされ、
クリシュナも同じくその日に生まれ、
ヘルクレスも12月25日生まれ、
リストを上げればキリがないくらい神とされるような存在がこの日に誕生しています。
恥ずかしくも2年前に書いた未熟なブログですが、こちらは分かりやすいかもしれません。
https://ameblo.jp/javaska/entry-12561881359.html
そこで、クリスマスとは、太陽に意識を向けて神々を思う日?と言うこともできますが、この神々が意味しているものは何でしょう?全ての宗教に、そして「太陽」に共通しているものは何でしょう?
今の地球はポスト(後期)アトランティス時代にあります。
旧約聖書に出てくるノアの箱舟の話は、歴史上の真実に近く、実際に約7500年前に大洪水があり、それがアトランティス時代の終わりともなっています。
太陽系そのものが天の川銀河の渦の中で公転していており、ひとつの星座を通り過ぎる頃に人間の意識が大きく変わります。
地球紀の中のポストアトランティス期にいる人類は、「自分が誰なのか」ということを知る学びをしています。個としての霊的成長の話です。
参照:
私たちは、目指しているところがあります。それが太陽であり、光なのです。全ての宗教の根源は光に帰っていくことです。その光を「愛」という風に言うこともできます。
キリストの誕生とは、スピリチュアルな世界と地上の世界の融合の話でもあるのです。
その意識が地球に改めて降りてきた。ということ。(意識の変容は太陽系の公転の影響が非常に強い)
キリスト意識の3つの柱は
ーキリストの姿
ーキリストの智慧
ーキリストの宇宙に繋がる力

です。ここで大きな勘違いが「スピ」で生まれてしまったので注意が必要です。
繰り返しますが、「キリスト」と言う言葉である必要はありません。
全ての人間が、キリストや神格を目指しています。
ですが、キリストや神の「クオリティ」を知らないでいると、
欲しがるものが「パワー」「権力」「名誉」「能力」などになるのです。
所謂「スピ」や「ネオスピ」と呼ばれるものは全ての人が神と繋がれ、全ての人が宇宙に繋がれると信じ、チャネリングをするわけです。メッセージを降ろすわけです。
それは神のクオリティではなく、「能力」を持つことが可能であるということだけをかいつまんだ状態。
また、スピやネオスピを好む人たちは、お金を持つこと、稼げること、フォロワーを持つことなどを優先にします。それはパワーや名誉などの話です。
神格が「パワー」「権力」「名誉」「能力」そういうものを表面的に持っているように人間は捉えます。神格の「持ち物」であるには違いありません。
ですが、神の所有物を持つことが、スピリチュアルと地上の世界の融合なわけではなく、
自分自身が「神」や「キリスト」や「クリシュナ」や「釈迦」を目指すのです。
✖パワーや能力を持って有名になることではありません。
✖人に見えないものが見える力でもありません。
✖皆に自分の言うことを信じてもらうことでもありません。
✖スターシードであることでもありません。
✖チャネリングをして「願いをさくさく叶える」ことでもありません。

神やキリストやクリシュナや釈迦のクオリティとは何でしょう?
太陽または、光のクオリティです。
無条件に与えること。=愛
なのです。この地球は太陽がなければ存在しません。
太陽によって全てのものが生かされています。
太陽は無条件に私たちを生かしています。
愛の象徴そのものです。
光は無知を燃やします。
これら神格の存在は愛と叡智の存在です。
それをこの地球上で、地球の肉体を通して、社会貢献していくこと。
ヴェーディック占星術では、全ての人の魂の転生の目的は「奉仕」である。と言い切っています。それが太陽星座の位置で表れます。さらに詳しく見る時はアートマカラカというものを惑星で見ます。
全ての人の魂の転生の目的は、
「私はこの地上でどんな貢献をしていくか」にあります。
もちろん、そこに見返りも何もありません。
それがキリスト意識なのです。
キリストの姿⇒ 生きる姿勢
キリストの叡智 ⇒生きる目的
キリストの宇宙に繋がる力 ⇒ 大自然(星だけではなく)に生かされていることへの感謝
です。
どうか、より多くの人が、目の前にあることに意図を持ち、貢献する真の愛の人へとなっていきますように。
それがこの地球紀の自我の最高の形です。

ちなみに、キリストの十字架へのはりつけは、イエスが人間の「犠牲」になった愛を表すというよりは、
全ての人が「〇〇してやった」というような見返りを求める犠牲心を手放すということの象徴だと私は思っています。
あれは、犠牲心の処刑です。
自分の行動、言葉、態度、選択、行動、感情の全てが自分にいつかぐるっとまわって戻ってきます。それも宇宙の営み。
だからこそ、クリスマスにキリスト意識を思い出してみましょう。
