謎に背中が痛くて、色々検査したんだけど、異常なしで帰って来たんだ。
という話をあるポッドキャストで聞きました。
その人はドクターに

「もしかして、あなた、お父さんいないの?」と聞かれてびっくりしたのだそうです。
正にその人は、実の父を知らないからです。お母さんは、その後結婚したので、継父はいるのですが、この継父はとても威圧的で、酒乱で、ある意味危険な存在だったんですね。なので、父という存在がない。ということでした。
なぜ、背中にそれが出たのでしょうか?
私達はお父さんという存在をアーキタイプで捉えます。
お母さんももちろんですけど。 お母さんは優しくて包み込む感じ。お父さんは力強く信頼できる感じ。 そんなアーキタイプな印象を持ちますよね。それはどんな国に住んでいても、共通の印象です。それを使ってハリウッドはやり過ぎた印象を作っていってしまうわけですが・・・ということを置いておいても。

子どもには、お母さん的な存在。お父さん的な存在と言うのが必要。
誤解しないでください。離婚しちゃダメとか、何が何でも結婚にしがみつかないと、とかそういうことじゃないです。
占星術で言えば、月は母。太陽は父です。 私達は太陽が必要ですよね。
太陽は裏切りません。毎朝、毎朝、ちゃんと光を届けてくれて、温かさをくれて、この生命を維持させてくれます。
月は、ちょっと変わりやすくて、形を変えるし、お天気が悪ければ月の姿を見ることはできないですよね。でも、この月も私たちに生命のリズムを与えてくれて、柔軟性と優しさを教えてくれますし、何しろ植物も動物も人間も月の力によって生殖することができるわけなのです。
そして太陽は私たちに立ち上がる強さ、支える強さを与えてくれるという意味でも背骨に関係しています。
月はハートです。 (別のコンテクストでは違うストーリーとして語ることもできますけどね。) 太陽が支配する獅子座は「背骨」 月が支配する蟹座は「胸部」 を意味するのです。

ここで、先ほどのポッドキャストのホストの話に繋がってくるわけなのですが、
頼れる存在、力強い存在を知って育つ子どもは、「大丈夫だ」という感覚を持つのがそれほど難しいことではありません。
そこに発達の課題があるとき、もちろん体幹を育てるとか色々ありますが、そこに父的な存在があるかないかによって心理的発達も変わってくると感じます。
それは「背中を支えてもらえる」ような感覚でもある。落ちても、お父さんがぐっと抱き上げてくれるようなそんな信頼感と安心感。
それがない時、がむしゃらに誰にも頼らず頑張るような人になるか、もしくはひとりでは何もできないと信じ込んだ依存的な感じになるか、どちらかなのだと思います。
要素によって両方混じってくるかもしれないですね。
根拠のない自信は湧いてこない=根拠をいつも求める
根拠のない自信がない=自信がない。で諦める。
そのどちらかなのかな。 どちらにしても、これは背骨に出るんだと思います。

父親との関係を修正しなくちゃいけないのか?と言えば、 もう修正が効かないまま大人になった人たちだってたくさんいるし、他人を変えることはできないし、 お父さんは存在していない人はどうすることもできませんよね。
そこで必要になるのが、健全なスピリチュアリティ。(スピ・新興宗教ではなく)
健全なスピリチュアリティとの繋がりを持った上で、 背骨に光がすーっと通るイメージ。 支えられているイメージ。背中を押される感覚を感じやすくさせてくれるのが、 私の中では、セレナイトのクリスタルエッセンスだなと思っています。

セレナイトの石をイメージ出来る人なら分かると思いますが、 まるで光の柱のように、すーっとした形ですよね。 錬金術とかホメオパシーってそういう「性質」を自分の中に取り入れるということなんです。 その性質に自分がなる。というか。 自分の中の絶対的安心感や、根拠のない自信を持ちづらい人は 在庫が少なくなってきましたが、クリスタルエッセンスのホワイトシリーズ 手に取ってみてくださいね。 コップの水に7滴垂らして飲んだり、ミスターにして空間や身体の周りにシュッシュとしたり、 直接、舌下に垂らしたりしてみてください。 「大丈夫だ」感が湧いてきます。