繊細な人は食べないほうがいいもの

腸内環境の話を最近よくするけど、繊細な人がどうも神経が高ぶってしまい、余計に落ち着かなくなったり、不安になったりする食べ物があるのを知ってる?

辛いもの。そして、五葷と呼ばれるネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、アサツキなど。例えば、ニラは落ち着きを失わせ、肝臓を傷める。にんにくは、変わりやすさを生み、心臓を傷める。らっきょうは欲を高めて、脾臓を傷め、アサツキは怒りっぽくなり、肺を傷める。ネギは腎臓を傷めるとのこと。

それでなくても注意を外に向けていて、内臓の温度は下がり疲れやすい人たちが、このようなものを日常的に食べれば、不安定になることは間違いない。

五葷は薬だ。頭痛もないのに、頭痛薬を飲むのと同じで、(いや、少し違うけど)毎日薬は飲まなくてもいいでしょう?ってことなのね。

これ、私自身の経験でもある。私は韓国に住んでいたことがあるので、韓国料理を毎日食べていたのだけど、私が韓国にいた頃というのは人生最悪の精神的不安定さと向きあっていた。韓国料理はとにかく五葷を使う。一方和食は伝統的にあまり五葷を使わない。少なくともニンニクを使うレシピが伝統的な和食にはない。和食は世界の中でもあまり刺激のない食だと思う。

日本は「和の国」だから、周りのエネルギーを感じて空気で動く国民だ。何もかも感じていたのでは疲れすぎる。その上、精神を高ぶらせるようなもので精神的な不安定さを持つ必要はない。日本人は農耕民族だ。大陸の騎馬民族のように、自分たちを高ぶらせ、戦いにでるような遺伝子を引き継いでいない。

Photo by Nick Bondarev on Pexels.com

確かに韓国料理は陰陽を考慮していたり、発酵食品も多く、腸にいいと思えるものもたくさんあるのだけど、それは強靭な大陸系の消化機能を持っているからその良さを発揮できるのかもしれない。そして、精神的にもそんなに影響を受けないのかもしれない。

韓国人の元夫と別れてから、断然韓国料理を食べる機会も減った。精神的な穏やかさはもちろん食べるものだけではないけど、それも絶対あると思う。

不安が強い人、恐れが大きい人、アップダウンがある人、焦りがある人。しばらく五葷絶ちをしてみたらどうだろうか?

投稿者: mayumicosmiclight

神奈川県生まれ神奈川県育ち。20代でオーストラリアに移住。在豪30年。 感覚の過敏さから精神的な不安定さに悩まされて大人になる。 40代で発達障害であると分かる。 シドニー大学博士課程終了。人文学専攻。(中世の錬金術、シンボリズムなど) 自分自身の生きづらさの真実を知るために様々な療法などを学び続ける。 シュタイナー教員養成コース終了後、オーストラリアのシュタイナー学校勤務。 手仕事の授業を担当するものの、手仕事を通して生きづらさそうな子ども、学習に時間がかかる子どものことばかりが気になり シュタイナー治療教育にあたるエクストラレッスン®を学ぶ。 現在はクリスタルエッセンス製造元であるCosmic Light Therapy® Cosmic Light Pty Ltdディレクター。 シュタイナー学校でのエクストラレッスン®プラクティショナーとCosmic Light社のディレクターという二足の草鞋を履きながら、鉱物療法、芸術療法、サウンドセラピー、など生きづらさや感覚過敏の人たちが、生きやすくなるような講座を主催。半年に1回、日本で子どものアセスメントと個別セッションを行っています。また、Cosmic Light®【Planetary Alchemy®】でアントロポゾフィーに基づく鉱物療法のプラクティショナーをもっと育てたい情熱をもとに全ての家庭の救急箱にクリスタルエッセンスを、と願う日々。 プライベートでは、国際結婚&国際離婚。子ども二人をシュタイナー学校に入れて働いてきたシングルマザーでもあります。人生の引き出しは色々あります。

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