繊細の反対は鈍感ではない

繊細の反対は鈍感ではありません。

繊細さとは、優しいとか、か弱いとか、ネガティブで落ち込みやすいとか、Noを言えないとか、心配性とか・・・・そんな感じの意味で使いますよね。

ということは、その反対は、意地悪、自己中、自信過剰、無鉄砲、相手の気持ちを考えない、先々何も考えない????

distant person on labyrinth path

いえいえ。

人間は感覚を通して外の情報を受け取ります。繊細な人は、感覚の中のどれかが飛び出ているというか、優位に使っているのです。その飛び出している感覚を通して感じる状況に、意味付けやストーリー付けをします。

どんな人も五感に凸凹があります。凸凹とは、嗅覚が敏感で優位だけれども、前庭感覚がイマイチだとか、そういう感じです。

嗅覚だけを使って状況に定義付けをするのだとすると、それは正しい捉え方ではありません。歪んだ捉え方になります。

opened book

そう。繊細さが故に「心地悪さ」や「生きづらさ」を感じているとすると、

捉え方が歪んでいる可能性が大なのです。

感覚の凸凹が大きければ大きいだけ、不快です。

そしてその感覚に囚われ、他の「解釈」や「捉え方」ができなくなります。

いちど脳に入ってくる情報の中でも、脳は「重要なデータ」を残します。

不快感というのは、生存する時に自分の身を守るため、逃げるか闘うかの準備をさせます。

生存に関わることは、「重要なデータ」ですから、脳はそれをデータとして、記憶として残そうとします。

だから人は嫌なことを結構しっかり記憶してしまうのです。

full frame shot of shelf

繊細さの反対は「感覚の凸凹がなく整っていて使える状態。」だと思うのです。

感覚に囚われて使われてしまう状態ではない。ということ。

鈍感さも、繊細さと同じ「感覚の凸凹」です。凹が強調されているだけです。

感覚の凸凹を整えるには、12感覚を全て身体に学習してもらうこと。

360度の空間を使えるようになること。

この世界は安全で美しいのだということを知ること。

それができるのは、ホリスティックアートセラピーです。

⇒オーストラリア・コスミックライト社認定 ホリスティックアートセラピーについて

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投稿者: mayumicosmiclight

神奈川県生まれ神奈川県育ち。20代でオーストラリアに移住。在豪30年。 感覚の過敏さから精神的な不安定さに悩まされて大人になる。 40代で発達障害であると分かる。 シドニー大学博士課程終了。人文学専攻。(中世の錬金術、シンボリズムなど) 自分自身の生きづらさの真実を知るために様々な療法などを学び続ける。 シュタイナー教員養成コース終了後、オーストラリアのシュタイナー学校勤務。 手仕事の授業を担当するものの、手仕事を通して生きづらさそうな子ども、学習に時間がかかる子どものことばかりが気になり シュタイナー治療教育にあたるエクストラレッスン®を学ぶ。 現在はクリスタルエッセンス製造元であるCosmic Light Therapy® Cosmic Light Pty Ltdディレクター。 シュタイナー学校でのエクストラレッスン®プラクティショナーとCosmic Light社のディレクターという二足の草鞋を履きながら、鉱物療法、芸術療法、サウンドセラピー、など生きづらさや感覚過敏の人たちが、生きやすくなるような講座を主催。半年に1回、日本で子どものアセスメントと個別セッションを行っています。また、Cosmic Light®【Planetary Alchemy®】でアントロポゾフィーに基づく鉱物療法のプラクティショナーをもっと育てたい情熱をもとに全ての家庭の救急箱にクリスタルエッセンスを、と願う日々。 プライベートでは、国際結婚&国際離婚。子ども二人をシュタイナー学校に入れて働いてきたシングルマザーでもあります。人生の引き出しは色々あります。

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