白い百合と赤い薔薇      リンパと血液

red roses in bloom

タロットにも度々出てくる「白い百合と赤い薔薇」のモチーフ。寓話や象徴にはその文化背景や、読む人の目や捉え方、人生のステージによって無数の解釈が出てくるものですが、今日は、人間の生命を通して、「白い百合と赤い薔薇」を見てみたいと思います。

このふたつの相反するエレメントを持つ性質がひとつになるとき、「誕生」という現象をイメージすることができるかもしれません。

red stamens among white petals
Photo by Studio Naae on Pexels.com

ルドルフ・シュタイナーは、白い百合は、リンパの力の象徴であり、魂の象徴であるとし、

また赤い薔薇は、血液の力の象徴であり、スピリットの象徴であるとしています。

魂と霊が「わたしはわたしである」という自己意識の中で出会う統合のストーリーです。

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Photo by Pixabay on Pexels.com

「リンパはまだ血液になっていないものと見ます。また、カルマとなっていく織物のようなものでもあります。リンパは新しいカルマを形として作っていくのです。生命の結実は、太陽の力が、月の力によってアクティブになっているリンパの中に降りていくということで起こります。それが起こるためには、太陽の力と月の力が人間の生命のシステム(月、太陽、スピリットが胎児を送り出す力)の中で出会う必要があります。それが人間と宇宙の関わりそのものです。」

Rudolf Steiner lectures of14-15 September 1924, GA 318

赤い薔薇は、「自我」「わたし」の衝動の影響を受けた魂です。「自我」というのは、個であり、その個は霊的成長のためのワークを、肉体を持って、この地球で行わせるのです。その力は赤い血液の中に降りていきます。

一方、白い百合は、「個」ではなく、この地球の魂に、この地球の意識に見出せるものです。集合意識的な力をリンパが運んでいるという風にも言えます。地球の意識は他の星々の影響を受けています。

close up of white lily on light background
Photo by Beyzaa Yurtkuran on Pexels.com

個の中に生きる精神性と、宇宙の星々からやってくる印象が、結合するとき、キリスト意識が人間のハートの中心に自我として生まれるのです。その自我こそが「ハイヤーセルフ」であり、霊的認知です。この霊的認知は創造の力そのものなのです。

リンパはまだ血液になっていない血液です。宇宙があって、人間がいる。同時にリンパと血液の交換という深いエーテルの活動があるので、人間がいるから宇宙があり、この関わりはレムニスケイトのように流れ続けます。

person drawing with sparkling light symbol of infinity
Photo by Keith Lobo on Pexels.com

発達の課題があるとき、血液とリンパの融合、つまり地球上での「自我」と宇宙の印象の融合が上手くいかないということが言えます。それを融合させるのは、「エーテル」です。特に血液のエーテル化が重要です。血液のエーテル化とは、リンパという宇宙の印象を、実際の物質的金属である鉄と関わらせることであり、骨髄の中の働き、リンパがプロセスされる分泌活動にも関係しています。血液とリンパの関わり、つまり、赤い薔薇と白い百合の融合が「自我」=キリスト意識です。キリスト意識とは、繰り返しますが、宗教的な意味合いでは全くなく、霊的目的をもって生きていく力です。そこには霊的なアイデンティティのようなものがあるのです。

sculpture of christ on the cross
Photo by Jesús Silvosa on Pexels.com

発達の課題があれば、自分の人間としての観念的なアイデンティティも薄いことが多く、それはワーキングメモリーの弱さに起因します。ワーキングメモリーの弱さは「何を優先にし、何を手放し、優先を記憶し、それをどう行動に起こすか」ということ。それもまた、エーテルの働きが何らかの理由で遮られているから。

血液のエーテル化を促すことで、身体は温かさを増し、手足が動くようになり、脳の働きも活発になります。

蜂の巣は、人間の血液と同じ温度を持ちます。幼児期以降、アレルギーがなければハチミツを適度に与えることはベネフィットとなります。太陽の性質を肉体の中に降ろしてくることは自我を育てることに役立ちます。

また、Hauschkaが言うように、果物は薔薇の性質を持っています。自我の確立に薔薇(赤い薔薇=血液)は有効です。

反対に穀物は、百合の性質を持ちます。穀物は霊的な植物で、果物とは違います。

果物や穀物が赤い薔薇と白い百合の統合に性質として必要な要素です。

sliced pears on a wooden chopping board
Photo by Polina Kovaleva on Pexels.com

ちなみに、ナイトシェイド(ナス科)の果物(野菜として認識することが普通は多いですが、実際は多くが果物の部類ですね)は発達の課題があるのだとすれば、あまり取り入れる必要性のないものです。例:じゃがいも、ナス、トマト、ピーマン、パプリカ

ナス科の果物は毒性を持っていて、ヒスタミンが高いのです。ヒスタミンは肝臓に影響します。肝臓は血液が非常に豊富な臓器で、人間の肉体の中でも高い温度を持つ臓器です。その臓器の機能に影響することは、「血液」という自我の力に影響するということにもなります。

assorted vegetable on a stand
Photo by Eduardo Soares on Pexels.com

鉱物療法では、自我と宇宙の印象である 「赤い薔薇」と「白い百合」を上手く交換させるエーテルを強めるのに、ヘマタイト&ムーンストーンの組み合わせをお薦めしています。それに加えてガーネットのエッセンスを持っていることもとても有効です。

ヘマタイト&ムーンストーンはセットで購入可能。

https://www.reservestock.jp/stores/article/20361?article_id=60333&referer=https%3A%2F%2Fwww.reservestock.jp%2F26308

ガーネットのエッセンスは、ガーネットのスフィア(球体)と合わせてこちらから購入可能です。

https://cosmiclightcrystals.jp/product-category/new-items/page/3/

投稿者: mayumicosmiclight

神奈川県生まれ神奈川県育ち。20代でオーストラリアに移住。在豪30年。 感覚の過敏さから精神的な不安定さに悩まされて大人になる。 40代で発達障害であると分かる。 シドニー大学博士課程終了。人文学専攻。(中世の錬金術、シンボリズムなど) 自分自身の生きづらさの真実を知るために様々な療法などを学び続ける。 シュタイナー教員養成コース終了後、オーストラリアのシュタイナー学校勤務。 手仕事の授業を担当するものの、手仕事を通して生きづらさそうな子ども、学習に時間がかかる子どものことばかりが気になり シュタイナー治療教育にあたるエクストラレッスン®を学ぶ。 現在はクリスタルエッセンス製造元であるCosmic Light Therapy® Cosmic Light Pty Ltdディレクター。 シュタイナー学校でのエクストラレッスン®プラクティショナーとCosmic Light社のディレクターという二足の草鞋を履きながら、鉱物療法、芸術療法、サウンドセラピー、など生きづらさや感覚過敏の人たちが、生きやすくなるような講座を主催。半年に1回、日本で子どものアセスメントと個別セッションを行っています。また、Cosmic Light®【Planetary Alchemy®】でアントロポゾフィーに基づく鉱物療法のプラクティショナーをもっと育てたい情熱をもとに全ての家庭の救急箱にクリスタルエッセンスを、と願う日々。 プライベートでは、国際結婚&国際離婚。子ども二人をシュタイナー学校に入れて働いてきたシングルマザーでもあります。人生の引き出しは色々あります。

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