「ヨハネ祭」月の殻を越えて、太陽の意志を生きる発達の道

月の殻 月は、記憶の天体です。それは身体のリズムを維持し、過去の形の跡を違わず保ち続けます。エーテル体の記憶の形、それが月のリズムの作用であり、その力は、生命の維持や習慣となって人間を支えています。しかし同時にそれは、私続きを読む “「ヨハネ祭」月の殻を越えて、太陽の意志を生きる発達の道”

聖霊降臨祭と人間の発達

2025年6月8日はキリスト教暦における「聖霊降臨祭(ペンテコステ)」を迎えます。復活祭(イースター)から数えて50日目、弟子たちのもとに「火の舌」として聖霊が降り、彼らが異なる言語で語り始めたとされるこの出来事は、単な続きを読む “聖霊降臨祭と人間の発達”

鉛と時間、骨とカルマ ―知性の早熟がもたらす魂の老化と硬化―

鉛の重みと魂の時間 鉛(Plumbum)は、地上で最も重く、冷たく、鈍い金属のひとつです。その灰色がかった鈍い光沢の背後には、目には見えない「時間の密度」が潜んでいます。シュタイナーは、鉛を土星の金属として位置づけました続きを読む “鉛と時間、骨とカルマ ―知性の早熟がもたらす魂の老化と硬化―”

メルヘンと錬金術<鶴の恩返し>

メルヘンとは言っても、今日は日本の昔話。 メルヘンを語る時、先に結論を言ってしまえば、子どもの中の生命のエネルギーを高める錬金術が働いているのです。 錬金術と言えば、鉛を金に変える 「卑金属と貴金属に変えようとする試み」続きを読む “メルヘンと錬金術<鶴の恩返し>”

七つの生命プロセスと七つの金属 ②「錫と木星」

前回書いた土星のプロセスに続き、今日は木星について書いてみます。 土星の「呼吸」のプロセスに来るのが、木星の「保温」です。このプロセスは甲状腺の機能にも関係します。温めたものを「維持する」ことが木星の性質です。 土星での続きを読む “七つの生命プロセスと七つの金属 ②「錫と木星」”

「歯」と水晶と人間の精神性の関わり

「歯」というのは、虫歯になったり、親知らずが痛んだりして不便を感じ、初めてその大事さが分かるものです。自分にとって当たり前にあるものはありがたいとなかなか思えなかったりしますよね。 今日は、「歯」が教えてくれる精神性とい続きを読む “「歯」と水晶と人間の精神性の関わり”

錬金術と人としての進化

塩、水銀、硫黄はこの自然界で物質を形成するために必要な動きの要素を全て兼ね備えています。これら3つが持つ動きが繋がり全てが一つに統合されていくという力を持ちます。 これらがバランスよく関わることによって健康な状態となり、続きを読む “錬金術と人としての進化”

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